宴会のついでに
金曜日の夜、鬼怒川温泉のホテルで職場の忘年会が予定されていたので、お休みを頂いて早出。
11:32、春日部駅で「きぬ113号」に乗り込んで、鬼怒川温泉駅へ向かいました。
到着は、12:58。
車内には、年配の観光客らしき人が多数。
賑やかにバスは出発しました。
龍王峡を過ぎたあたりで、天候は、曇りから雨へ移行。
霞む車窓の景色を眺めながら、五十里ダム、川治ダムを越えていくうちに雨は本降りになりました。
14:20頃、独り「蛇王の滝」バス停で下車。
折りたたみ傘を指しながら、遊歩道へ。
落ち葉があふれた階段を滑らないように慎重に下りていくと、やがて鬼怒川の河原に出ました。
少し上流に進み、滝の対岸へ。
かなり近くで滝を眺めることができました。
人の気配はなく、聞こえるのは滝からの水の落下音、川からのせせらぎの音、そして雨音。
心地よい響きに包まれて、しばらくその場にたたずみました。
その後、もう少し河原を歩いて上流へ向かうと、何やら獣の小さな足跡がありました。
かすかな恐怖感。
襲われるのを避けるため、「あ~!」だの、「よいしょ!よいしょ!」だの、「わっしょい!わっしょい!」だの叫びながら、「蛇王の滝」バス停まで戻りました。
雨で随分濡れたので、一休みしたいところでしたが、営業中の飲食店はなし。
車があまり走っていないバス通りをとぼとぼと登りました。
ほどなく、蛇王平温泉民宿村にたどり着きましたが、依然として通りがかる人はなし。
「蛇王の湯」と書かれた看板がかかった建物があったので、周囲を覗いてみましたが、扉は閉ざされておりました。
温泉で暖まりたいなあと思ったのですが、断念。
軒先に残った雪などを見つめながら寂しくうろついていると、目に入ったのは赤い鳥居。
名称を記したものは見当たらなかったのですが、林の中の薄暗い階段を上っていくと、奥にほこらがありました。
ろうそくが並んでいるだけで賽銭箱がなかったので、静かにお賽銭を置き、合掌。
旅の無事を願いました。
その後、バス通りに戻り、15:20頃「蛇王平温泉民宿村」バス停を発見。
すっかり濡れ鼠になっていたので、散策を終えました。
次のバスの到着は50分後。
物置のような待機所で待つことにしました。
中にはちゃんと腰掛けがあり、蛍光灯は点きませんでしたが、まだ窓際は明るかったので、読書。
ロバート・ホワイティング「海を越えた挑戦者たち」(角川文庫)を読み進めました。
団野村に焦点を合わせたノン・フィクション。
野茂英雄との関わり等が興味深かったので、いつしか没頭しました。
16:00、明るさが陰り、読みづらくなったので、読書終了。
扉を少し開けて、隙間からバスが見えてくるのを待ちました。
16:10、「鬼怒川温泉駅」行きバスが到着。
お客さんが乗っていないバスに乗り込みました。
その後も乗客はなし。
貸し切り状態で、バスは暗闇の中を進行しました。
17:10頃、「藤原町役場前」バス停で下車。
温泉と宴会が待つホテルへ向かう私でありました。
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コメント
はろはろ、しげぞうでございます。
本当に忘年会がそこで行なわれるの?
一人だとBusが来るかなあとか
心配になりますね
わたくしの忘年会は海辺の宿です!!
投稿: しげぞう | 2008年12月 7日 (日) 12時29分
>しげぞうさん
現地集合・現地解散で、忘年会は実施されました。職場から来た人が多かったです。この宴会、酔っぱらっても、すぐ布団に入れるのがいいっすね。
滝から帰るときのバスは、乗り損なうと更に2時間待ちになってしまうので、バス停では大きな仕草で運転手さんに存在を示しましたよ~。
海辺の宿での忘年会も良さそうですな。
投稿: こたつ | 2008年12月 7日 (日) 14時17分